少し前に見た「WAVE MAKERS〜選挙の人々〜(人選之人)」。
Netflixオリジナルドラマです。8話なので見やすいです。
主演は「おんなの幸せマニュアル 俗女養成記」の謝盈萱さんです。
他にも王淨、賴佩霞、夏靖庭、林義雄などなど…
台湾初の選挙ドラマです。このドラマの制作にかかわったのは「悪との距離」の監督さん。流石です。私が見た台湾ドラマの中でもベスト3の「悪との距離」。この監督さんが作るのであれば面白くないわけありません。
「悪との距離」でもそうでしたが、本当に現代のSNSの悪いところを入れてくるさまは本当にうまいと思う。
「あらすじ」としては、総統選挙の10ヶ月前から話がスタート。どうやって勝ち抜くか、情報戦で相手陣営をどうやってマイナス方向にもっていくかという事が選挙スタッフを通して描かれています。
選挙戦意外にも同性結婚、セクハラ、共働き夫婦のあり方、ネットでの誹謗中傷なども問題提起されています。
何が良かったか?
・台湾の風景が見られる。
これは他のドラマでもそうですが、台湾の景色が見られるのが台湾好きにはたまりません。
・台湾の選挙戦のスタッフ側の交戦が見られる。
選挙に熱い国。というのは知っていましたがこれだけリアルの書かれているのは必見。また、このドラマに出てくるチームワークにも胸アツです。
・選挙戦だけでなく、日本にも日常にある問題にも触れている。
ネタバレですが謝盈萱さんは今回同性愛者の役ですが、実に潔く生きていて、でも本人の思うようにはいかなくて、その葛藤もよかったです。
ドラマを見ていると、いつの間にか一緒に総統選に向けて働くスタッフを応援してしまいます。選挙戦のゴールには、胸が暑くなります。
脱線しますが、王淨のおじいちゃん役に林義雄さんなんですが、「用九柑仔店」では夫婦。二人のシーンは「用九柑仔店」ファンには嬉しくなったことでしょう!