
引く人もいるかもしれないけど、これを自分の備忘録としても書いておかないと終われないので書きますが、引いたらすまん。
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今回の香港旅行、自分の中ではかなりエモーショナルな体験でした。
というのも、若き頃、香港人が彼氏だったことがありまして。
別れた理由は、普通に遠距離だったことと、文化の違いや言葉の壁。でも、その後も何度か香港旅行に行ったり、別の人とお付き合いしたりしながら、気づけば中年になっていました。
コロナや近年の香港情勢を目の当たりにするたびに、元カレのことが気になっていました。
彼の仕事は「観光業」。
コロナで大打撃を受けただろうし、香港と中国の間で揺れる情勢に、彼がどんな思いでいるのか気になってたんです。
昔、一緒にマカオに行ったとき、中国との国境付近を訪れたことがあります。その時、彼がこう言ったのをよく覚えています。
「自分はこっち(香港)に生まれてよかった。向こう側だったら、全然違う生活をしていたと思う」
そして、こうも言いました。
「自分は香港人で本当に良かった」。
その言葉には、彼の香港人としての誇りみたいなものが詰まっていて、島国生まれの日本人の私からするとすごく印象的でした。だからこそ、近年の激動の中で、彼がどう暮らしているのかが気になったんです。
今回、参加したナイトツアー(その時の記事は最後のリンク参照)は、そんな気持ちから申し込んだものでした。「彼に会えたら会いたい」という想いは、恋愛感情というより「元気でいるのか知りたい」という気持ち。その期待を胸に、ダメ元で現地ツアー会社に英語でメールを送りました。「この人を知りませんか?」と。
すると、日本語で丁寧な返事が!
結果として分からないという回答だったのですが、その後、さらに驚くことが!再び連絡があり、「この方ではないですか?」と情報を提供してくれたんです。
名前は一致。心臓がバクバクしました。でも、読み進めると「年齢は●歳台の女性です」と書かれていて…。
先に伝えていた名前に「華」という字が入っているので女性かと思ってしまったらしい。私が性別や年齢を伝えなかったせいで、勘違いさせてしまったようです。
それでも、単なるオプショナルツアーの1予約客である私のために、ここまで丁寧に対応してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、さらに約2日後、またメールが来たんです。
「お探しの方、この方ではないでしょうか?名前一致しています。」
そこに書かれていた内容は、年齢や特徴から見て、元カレではないかと思えるものでした。
「もしこの方だとすると、観光業を辞めて別の仕事をされています。民主化運動やコロナで状況が大きく変わり、多くの観光業の方々が別の仕事に転職されています」と。
同一人物かどうか確証はありませんでしたが、もし彼だったら、大好きだった観光業を辞めた彼の気持ちや、香港人としての誇りをどう受け止めているのか、幸せに暮らしているのか、ただただ気になりました。
しかし、もうこの人が本人だとしたら探す手立てはありません。
終了です。「もうええでしょう」の気持ち。
ここまで尽力してくださったスタッフの方々に心から感謝しました。再会には至りませんでしたが、それでも十分すぎるほどの温かい体験でした。
ツアー当日、集合場所でお礼の気持ちを伝えようと思い、成田で手土産を買ったのですが、香港の空港で仕事のメールに気を取られて、置き忘れてしまうというオチ…。
本当にありがとうございました。(手ぶらですみませんでした)
そして、元カレが幸せであることを願います。どうか体に気をつけて。
香港の人々に、大きな幸せが訪れますように。
ツアーの話はこちら↓